速い理由は、人を急がせないこと。
業界標準はシングル1室25〜35分。当社は速さを公言せず、1室ごとの分数を毎日実測して報告します。速くなる理由は工程の設計であり、人を急がせることではありません。検品は責任者が全室、人の目で行います。
やること、やらないこと。
請負範囲に含むもの
- チェックアウト客室の清掃(ベッドメイク、浴室・トイレ、拭き上げ、掃除機、ゴミ、補充)
- 連泊客室の清掃(ベッド整え、タオル交換、ゴミ回収、浴室簡易清掃)
- 責任者による全室検品と、フロントへの完了通知
- リネン・アメニティの客室への搬入、使用済みリネンのリネン庫への集約
- 忘れ物・破損・故障の発見報告(写真付き)
- 日報・月次レポート
含まないもの(個別見積または対象外)
- リネン・アメニティ・消耗品の調達(ホテル様支給)
- 廊下・ロビー・エレベーター等の共用部清掃
- 定期清掃(カーペット洗浄、エアコン、窓、高所)
- 汚損・喫煙・体液等の特別清掃(都度見積)
- フロント業務、荷物対応、客室内の修繕
- ホテル様から清掃員への直接の指示(請負契約のため、責任者経由)
前日夜から、引き渡しまで。
自動割当
PMSの出発・到着予定を取り込み、早着客室→連泊→チェックアウトの順に担当と順路を組みます。奇数・偶数号室で担当を分け、廊下で人がぶつからない動線にします。
ルームキット
補充担当がアメニティ・タオルを1室分ずつ袋詰め。清掃員はカートに戻らず、部屋から部屋へ動きます。カートへの往復で失う1日10〜15分をなくします。
1人1室、順番は固定
シングルは1人1室。入室直後に浴室へ薬剤を噴霧し、効いている間にベッドを仕上げ、浴室に戻る。順番を固定して「次に何をするか」を考える時間をゼロにします。ツイン以上と研修期間は2人1組で入ります。
記録 → 責任者検品 → 通知
清掃員はベッド・浴室・デスクを撮影して完了報告。アプリが補充漏れと未実施項目を警告します。責任者が全室を検品し、合格した部屋だけをフロントへ通知します。
42項目のチェックリストで、全室を見る。
貴館に既存の清掃基準があればそれを優先します。ない場合は下記をベースに、現地確認のときに一緒に決めます。抜粋です。
ベッド 8項目
- シーツのしわ・毛髪なし
- ベッドスカート・角の処理
- 枕の数と向き
- マットレス下・隙間のゴミ
- ベッド下の忘れ物
浴室・トイレ 12項目
- 浴槽・排水口の毛髪
- 鏡・蛇口の水滴と拭き跡
- 便座裏・縁
- シャワーカーテンの臭い・カビ
- タオル枚数・折り方
- アメニティの補充数
水回り・冷蔵庫 6項目
- 洗面ボウル・コップ
- 冷蔵庫内の残留物と臭い
- ケトル内の水
- ドライヤーの動作
備品・設備 10項目
- リモコン・電話の動作と拭き
- 引き出し・クローゼットの中
- スリッパ・館内案内の位置
- 照明・空調の初期設定
- 破損・故障の報告
床・窓・入口 6項目
- 掃除機(奥から入口へ一方向)
- カーペットの毛髪・粘着ローラー
- 窓・サッシのほこり
- ドア・鍵・のぞき穴
- 最終目視と退室確認
守れなかった日は、当社が減額します。
| 約束 | 基準 | 未達のとき |
|---|---|---|
| 全室引き渡し時刻 | チェックアウト客室は 14:30 までに検品完了・販売可に(レイトC/O、15:00以降の追加依頼を除く) | 当日分 単価 −5% |
| 品質 | ホテル指定の清掃基準に基づく検品チェックリスト。再清掃率 2%未満(月次) | 再清掃は無償・依頼から30分以内 |
| 出勤保証 | 欠勤が出ても契約人数を揃える。交代要員の費用は当社負担 | 人員不足で未完了の室は請求しない |
| 見える化 | 責任者の検品に合格した室のみ、その場でフロントへ通知。写真・時刻付きの完了記録と日報を毎日15:00までに共有 | 報告漏れは再清掃扱い |
数字で報告する。
日報は毎日15:00まで。清掃室数、引き渡し時刻、再清掃、平均分数、出勤状況。忘れ物・破損は発見時に写真付きで即時報告します。
月次レポートには、日別の引き渡し時刻、再清掃率の推移、1室あたり平均分数、欠勤と代替出勤の実績を載せます。単価改定の根拠もこの数字で示します。
1館に、現場責任者1人。
現場責任者
客室清掃の立ち上げ経験者が常駐し、割当・検品・ホテルとの連絡を一人で担います。清掃員への指示はすべて責任者経由です。責任者の休日は副責任者(清掃員リーダー)が代行します。
清掃チーム
当社が直接雇用し、研修した清掃員。1館あたり5〜9名。交代要員を含めて人数を確保します。時給に加えて室数に応じた手当を払い、速くて丁寧な人が残る設計にしています。
契約形態・保険
請負契約です。労働者派遣ではないため、ホテル様から清掃員個人への指揮命令は行わない形で運用します。賠償責任保険・労災上乗せに加入のうえ開始し、建築物清掃業登録は契約前に完了させます。